皆さま、こんにちは。
春の陽気に誘われて、外で過ごす機会が増えるこの頃。
アフターサンケアを十分に心掛けたいものです。
紫外線を浴びた後のお手入れは、先月のコラム「紫外線ケア始めていますか?」もぜひご参考になさってくださいね。
さて、今回はマルティナスキンケアセミナーのご報告に加え、
ポイントケアなどをお伝えします。
顔の筋肉、特に頬骨の下をほぐして若々しく!
表情筋はかたまってしまうと血液やリンパの流れの悪化につながり、むくみやたるみの原因になると考えられます。筋肉は伸縮性がありますので、積極的に動かしましょう。
欧米の方が若々しく感じられるのは、日本人より表情筋を使うから。
美のためにも、表情筋を動かすことを意識して、思いっきり笑って過ごしたいものです。
そして、いつものお手入れにこの行程を加えてホウレイ線やたるみのお悩みも
解決しましょう。
◎頬骨の下に人差し指、中指、薬指の3本をあて、グッと上に引き上げほぐします。
目の周りの眼輪筋も動かすことで下垂せず若々しくいられますよ。
人前で話す機会が多い方は目に力を入れることが多く、若々しい傾向にありますから、
お顔の筋肉を使うこともぜひ意識していきましょう。
目の周りの疲れをとるツボも復習しましょう。
①攅竹(さんちく)
眉毛の鼻側のはし。親指をあてると大きくへこんでいるところ。
目の疲れ、目のむくみ、シワ、眼精疲労に効果があります。
親指で気持ちの良い強さで圧します。
②睛明(せいめい)
目頭のくぼみ。指で押すと鼻の奥に刺激を感じるところ。
冷たいものを食べた時にキーンとするところと言うとわかりやすいですね。
眼精疲労、くすみ、ハリに効果があります。
親指と中指で斜め内側に圧します。
③太陽(たいよう)
眉尻と目尻の間から、こめかみ寄りにあるツボ。
目のまわりのむくみ解消、頭痛改善、視力回復、眼精疲労に効果があります。
親指をへこみにあて、内側へ圧します。
目元に続き、リップケアをご紹介します。
唇は粘膜に近い部分ですから特に摩擦は厳禁です。
食事の後、皆さんはどのように拭いていますか?
ティッシュで拭いている方は要注意。
乾いたティッシュでは摩擦力が強いので、コットンを濡らして外から内へ向かっておさえるようにすると良いですよ。
食後はもちろん、乾燥が気になる時はいつでも保湿しましょう。
◎オススメアイテム
アーモンド油、ミツロウ、シア脂などの保湿成分に加え、
リップバルサムには、さらにハチミツやダマスクバラが配合され、ツヤとうるおいを与えてくれる乾燥ケアの強い味方です。
縦ジワが気になる方は特に、縦のラインでリップバルサムを指でなじませていきます。
天然成分なので、重ねづけしてもベタベタしすぎず、さらに抗炎症効果も期待できます。
夜たっぷり塗ってお休みになると、朝ふっくらとやわらになりますよ、
グロスや口紅を使う方や、これからの季節紫外線から守るためにも、下地としてお使いいただくことをおすすめします。
次回もどうぞお楽しみに♪
美容家 Caoru
バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン
大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。
https://leclat-beauty.com/