まだまだ寒さが残るものの、春もすぐそこと感じられる場面も増えてきましたね。
ゆらぎ肌対策、紫外線対策のためにも、保湿を十分に行い、あたたかな春を楽しみに待ちにしましょう♪
スキンケアの時間は、身体と心を解き放ちゆるめる時間でもあります。
大好きなオーガニックコスメを選び、深呼吸しながらのケアを実践してみてくださいね!
今回のコラムでは、世界保健機関(WHO)が昨年9月に発表された、世界の成人(18歳以上)の4人に一人にあたる14億人以上が運動不足というデータに注目し、美容と健康に大きなデメリットをもたらす運動不足を解消すべく、【姿勢改善ストレッチ】をご紹介します。
気温が低く、体の代謝機能も低下するこの時期は筋肉が凝り固まり、健康に対しての様々な体調不良がみられます。
日々のライフスタイルにストレッチを入れる事で、血液循環やリンパの流れが促進されます。
徐々にあたたかく身体を動かしやすくなるこの時期に、ぜひ取り入れてみてくださいね。
姿勢改善ストレッチで姿勢美人になろう♪
姿勢美人はスタイルがよく見え、第一印象が数倍アップすると言えます。
さらに、首・肩こりや腰痛の改善にもつながり、美容と健康にもいいことづくめです。
女性は男性よりもともと筋力が少ないうえに、運動不足になりやすいので、積極的に身体を動かす意識を持ちましょう。
姿勢を維持できる筋力を鍛えることが第一歩。
運動不足と姿勢は密接に関連しており、姿勢を維持するために筋力が必要不可欠ですが、運動不足によりその筋力さえ不足している方が特に先進国で多くみられます。
運動不足で筋力が衰えると、猫背になりやすく、お腹や下腹部に脂肪が定着してしまい、実年齢よりも老けてみられがち。そして、循環が悪化することで首や肩こりの大きな要因ともなってしまいます。
正しい姿勢は、好印象を与えるのはもちろん、身体や骨格のバランスを整え、健康的で若々しく見せてくれますから、姿勢美人に導くストレッチをぜひお試しくださいね!
凝り固まった筋肉を緩め、美しい姿勢を保つためのストレッチ方法
- 【腰ストレッチ】
足を肩幅に開き、腰に手をあて、腰を前後左右にゆっくり伸ばします。
これを何度か繰り返しましょう。筋肉の凝り具合によって回数は調整してください。
立ちっぱなし、座りっぱなしなど同じ体勢でいると、血行が悪くなります。ストレッチで凝り固まった腰回りの筋肉を動かし、血液やリンパ液の流れを促進することはとても重要です!
- 【足首ストレッチ】
仰向けに寝て足の甲からつま先にかけてピーンと伸ばします。伸ばしきってから、かかとから指先を手前に伸ばす動作を繰り返しましょう。仕事や電車での移動中などではイスに座ってのストレッチでも十分に効果があります。上下1セットで6セット程度が目安。
- 【股関節ストレッチ】
仰向けに寝て、片足のひざを両手で抱えるように手前に曲げます。股関節を意識し、ひざを曲げたまま右回りに3回、左回りに3回を1セットとして足を回し、反対も同様に行いましょう。
股関節は骨盤と密接につながっているため、股関節が硬くなることにより、骨盤への影響も大きいのです。また、血流が悪くなり、冷えやむくみといった症状も出やすくなりますから、股関節を動かすことにより血液、リンパ液を促進し硬くなった筋肉を緩めましょう。
- 【鼠径部ストレッチ】
両足を開いて腰を前に伸ばし鼠径(そけい)部を伸ばします。
下半身の老廃物が排せつされ、むくみが軽減します。
次回も姿勢美人に導くためのストレッチ方法をお伝えします。
回数にこだわりがんばりすぎるのではなく、続けることが最も大切です。
無理せずに日々取り入れてくださいね。
どうぞお楽しみに♪
美容家 Caoru
バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン
大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。
https://leclat-beauty.com/