「洗い方」シリーズ3回目、本日のコラムでは洗髪についてご紹介します。
「手洗い」、「身体の洗い方」とご紹介してまいりましたが、
スキンケア同様に基本は洗うことです。
特にこの時期感染症で体調を崩される方が多いと存じますので、
繰り返しになりますが、皆さまの健康管理のためにていねいな手洗いをぜひ実践してくださいね。
- 洗髪について
身体もお湯だけで汚れの大半が取れるのと同様に、頭皮もシャンプー前のケアが重要です。
まずは、ブラッシングで不要な汚れを取り除きましょう。
ブラシは、髪をとかすための通常のブラシと分けて用意するのがおすすめ。
汚れを取り除くのが目的のブラシは特に、こまめに洗い清潔に保ちましょう。
【洗髪のポイント】
ブラッシングやお湯で汚れをまず落とす。
汚れの大半が取れ少量のシャンプーでよく泡立ちます。
また、ブラッシングすることで、髪の絡まりが取れ、キューティクルを守ります。
絡まったままですと、キューティクルを痛めることに繋がるので特に髪の長い方はブラッシングをマストで行いましょう。
手で水とシャンプーを混ぜ泡立ててから頭皮につける。
シャンプーの液体をそのままつけると成分が強すぎ、頭皮にも刺激になります。
もちろん、こどやペットを洗う時にも同様です。
泡を行き渡らせてから頭皮をマッサージして揉み込むように。
特に忘れやすい場所として耳の裏があげられます。
耳の裏や後頭部など全体洗い残しのないようにていねいに洗いましょう。
洗髪=頭皮を洗うというイメージをお持ちの方が多いと存じます。
毛髪自体にはシャンプーを行き渡らせる程度で良いですが、もしスタイリング剤をしっかり付けてる場合には、毛髪もていねいに洗いましょう。
シャンプーもナチュラルオーガニックがおすすめ。
やはり本質的に髪を健康にしてくれるのはナチュラルオーガニックだと考えていますし、頭皮は経皮吸収しやすい部分ですので、成分にこだわったものを選ばれることをおすすめします。
さらにスキンケアと同様に髪も秋冬は乾燥するのでしっとりタイプを選ぶなど、
ご自分の髪のコンディションを確認しましょう。
髪が乾燥していると顔も乾燥してみえてしまうので、要注意です!
ドライヤーも髪に負担をかけないように。
ドライヤーの前にオイルや洗い流さないトリートメントなどをすると、熱によってキューティクルを痛めてしまうことを予防できます。
また、ドライヤーをしない方もいらっしゃいますが、濡れたまま眠ってしまうと摩擦で擦れてキューティクルにダメージを与えますから、しっかり乾かしましょう。
【洗髪の行程はこちら】
- ブラッシングで埃やゴミを取り除く
- お湯でマッサージするように髪を濡らしていく
- シャンプーを泡立てて後頭部から揉み込むように洗う
- すすぎには最も時間をかけてていねいに流す
- 髪を軽く絞ってタオルドライする
- ドライヤーでしっかり乾かす
バスタイムの後は、しっかり保湿ケアをお忘れなく!
お肌も髪のケアも、心休まるリラックスタイムでありますように♡
次回もどうぞお楽しみに
美容家 Caoru
バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン
大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。
https://leclat-beauty.com/