マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

湿度が高い日本の夏のスキンケア

Caoru×Martina

今年は梅雨明けが遅く、湿度異常の日が長く続きましたね。

ようやく梅雨が明けたものの、日本の夏は湿度が高くジメジメとした暑さが続くことが特徴でもあり、室内の湿度は70%近くまで上がっているケースもあります。

今日のコラムでは、引き続き対策をとるべき「湿度」についてご紹介します。

湿度が高い日本の夏のスキンケア

日本の夏、肌はしじめっとした湿度と蒸し暑さで、皮脂の分泌が過剰になりやすく、また湿度が高い時に出る汗はべとつきやすい傾向にあります。また身体は体温調節が難しく、体に熱がこもりやすく、むくみやすくなります。
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水分油分のバランスが崩れやすい時期にスキンケアで注力すべきは、丁寧なクレンジングです。帰宅したら、まず手を洗い、うがい、着替を済ませ、クレンジングしましょう。

クレンジングをする際に、あまりにも肌表面が汗や皮脂でたくさん汚れている状態の場合は、濡らしたタオルで軽く押さえてから、クレンジングするのも良いですね。

紫外線を浴びて火照っていたり極度に暑い日には、冷タオルもおすすめ。

暑くなりそうな日には、お出かけ前に濡らしたタオルをラップでくるみ、冷蔵庫に入れてスタンバイさせておきましょう!

クレンジングや洗顔料は、洗浄成分が優位だと肌に必要な水分油分までも奪ってしまうものもある中、マルティナのクレンジングミルクは洗浄力がやさしい分、時間をかけて整えていくことができますし、今日は特に皮脂が出たなと感じる時など、よりクレンジングをしっかりと行いたい日には2度クレンジングしていただいても、肌に負担をかける心配がありません。必要なうるおいはしっかりと残しつつも、肌トラブルの要因となる不要な汚れはしっかりと取り去る!がトラブルのないスキンケアの鉄則です。

クレンジング後のスキンケアはその日のコンディションにより異なります。

クレンジング直後は水分が肌に残り、本来の肌より潤っているように錯覚してしまいがちなので、クレンジング後少し時間をあけてから肌を触って確認しましょう。

肌を触って確認するのと同時に、その日どう過ごしたかを思い返し、室内で過ごしてエアコンによって乾燥してたり、汗をかいて肌が脱水していたらたっぷり化粧水を使いましょう。

高温多湿の日本の夏は、基本的には汗もたくさんかいているので、日中こまめに水分補給をすることを意識するのとともに、化粧水をたっぷり繰り返し使うことがマストなケアとなります。

油分は、皮脂分泌(天然のクリーム)がしっかりとされていれば夏場は必要以上に補う必要はありませんが、紫外線を浴びて肌の再生を促してあげる必要があったり、エアコンの影響を受けたり、年齢的に皮脂分泌量が減少していたりと様々な要因から、肌に必要な分をしっかりと補ってあげるべきです。

水分油分ともに補うことのできるモイスチャーミルクを使い、じっくりプレスして、油分を足したいなと感じたら、クリームを用いましょう。

高温多湿を乗り切る、エアコンとの付き合い方

 

エアコンは外出時に切ってしまうとかえって日中温度が上がりすぎて帰宅後エアコンをつけた時に多くの電力が必要になったり、温度も湿度も上がりすぎてしまうことで、化粧品や食品などの品質劣化の要因になります。

不在時は在宅時より高めの温度設定でも構いませんので、日中温度が高くなりすぎないよう、切らずにお出かけになることもご検討いただくと良いでしょう。

湿度が高い日には、除湿器を併用したり、エアコンのドライ機能を利用し、

湿度調整をしてください。

また、エアコンの風が及ぼす肌への影響も懸念されます。

実際に、エアコンを久しぶりにつけたら肌荒れを起こしてしまった方も多く見られますから、フィルターの掃除はまめに行い、エアコンの中の掃除は1年に一度は行うようにしましょう。

エアコンのカビの原因は冷房を使うことに因るようです。

夏使ったら、冬までそのままにするのではなく、暖房をつけてエアコン内部を乾燥させておくことでカビの発生を予防できるそう。

お掃除のプロの力も借りて、くれぐれも健康のために使っているエアコンでトラブルを引き起こすことのないように気をつけましょう。

次回もどうぞお楽しみに♪

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美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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