マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

秋に気をつけたい「乾燥」について

Caoru×Martina

皆さま、こんにちは。

9月に入り気温も落ち着いてくると、肌も秋のお手入れへと切替えていく季節ですね。

今回は、秋に気をつけたい乾燥について、Caoruさんにインタビューさせていただきました。

キーワードは適切な湿度を保つことと、体内の水分量。ご参考になさってくださいね♪

編集担当:今年の夏は気温が高い日が続きましたね。皆さんも皮脂の分泌量も増え、汗も大量にかいたことと思います。これから秋に向かうと肌はどのような状態になるのでしょうか?

Caoru: 気温が低下すると、身体は衣替えで体温調整できますね。しかし肌は衣替えが出来ない分、この気温差が大変負担となるのです。外気も乾燥が進み、湿度も下がるとより肌が乾燥するようになるので、加湿するなどの対応も必要です。

編集担当:乾燥は最も多いお悩みとしてあげられますね。湿度は風邪の季節は気を付けていましたが、肌のためにも適切に保ちたいと改めて思います。適切な湿度は何%でしょうか?さらにどのように気をつけたら良いのか教えていただきたいです。

Caoru: 保湿をしても乾燥が改善されないというお悩みが多いのは、適切な湿度が保たれていないことも原因と考えられます。湿度の高い夏から秋になると平均湿度が約15%下がるとも言われ、

肌はもちろん喉や髪も乾燥による負担を受けるので、美容と健康のためにも心掛けましょう。

まず水分が逃げやすい肌の理想の湿度は、60%程度と言われています。70%を超えると外気と室内の気温差があると結露になり、かびの原因ともなるので、高すぎるのも問題です。

湿度計を置き、意識して適切な湿度を保ちましょう。

加湿器はもちろん、手軽に加湿する方法として

●濡らしたタオルをかけておく●バスタブに湯をはった状態でお風呂をあけておく、なども有効です。

エアコンは直接風があたると乾燥に直結しますので、強い風が出ない機能を使ったり、風向きを調整しましょう。

編集担当:ありがとうございます。美容のためにも適切な湿度を保ちたいです。

体内の水分量も肌の乾燥と関係があると聞いたことがあるのですが…

Caoru:水分補給によって、内部から肌の保湿を行えるのは確かで、しっかりと水分補給を行うのは乾燥肌を防ぐためにも健康のためにも重要です。

身体の水分不足は、血液の粘度が増し血行不良の原因になりますから、肌の新陳代謝が悪化し、皮脂の分泌量の減少につながり、結果として乾燥肌になると考えられます。化粧水やクリームで保湿するのはもちろん重要ですが、内部から水分補給をすることも意識しましょう。

こまめに水分を摂取していただくことは重要ですが、飲むのが苦手という方もいらっしゃいますね。

水ではなく、お料理からも水分はとることができます。スープや野菜・果物などもおすすめですので、無理なく水分を摂ってくださいね。

編集担当:ありがとうございます。

次回はさらに季節の変化によるシリーズ選びをお伝えします。

次回もどうぞお楽しみに♪

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美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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