マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

保湿以外にも気を付けたい乾燥対策とは。

Caoru×Martina

こんにちは。

11月4日に開催させていただいた、親子で参加いただけるスキンケアイベント【SKINCARESHIP】

こどもの肌は乾燥するけれど、保湿ローションを塗る以外にどんなことに気を付けたら良いのか教えてくださいとたくさんのお声をいただきました。

今回のコラムでは本格的に乾燥対策をしたいこの時期に気を付けたいポイントなどをお教えします。

お子さんのケアはもちろん、大人の方も見直していただけるポイントがあるかと思いますので、ご参考になさってくださいね。

こどもの肌はなぜ乾燥する?

こどもの肌は、暑い・寒いといった温度調整はもちろん、紫外線などの外界の刺激に対応できる免疫力つまりバリア機能が十分に備わっていません。

わずかな気温差や外界の刺激でも赤みや乾燥を引き起こしてしまいがちです。

特に先月末頃から急激に湿度が下がり空気が乾燥するようになりましたね。

この時期は、水分油分のバランスが崩れ、大人でも乾燥しやすいので、特にお子さまの保湿ケアは十分に行いましょう。

口の周りの乾燥や荒れの原因は?

特に乾燥トラブルはないといったお子さんでも口の周りだけ荒れてしまうというお悩みをよくお聞きします。

よだれ、唾液、食べ物の付着などがその大きな要因としてあげられます。

よだれや口回りの汚れはそのままにせずにすぐに清潔に保つのを心掛けるのはもちろんのこと、

ティッシュなどで擦るのではなく、濡らしたやわらかなタオルでおさえ、清潔にした後は保湿をしましょう。

保湿をしても乾燥や肌の痒みがあるときに見直したいポイント。

・洗浄剤に含まれる石油系合成界面活性剤を植物由来の生分解性の高い界面活性剤のものを選びましょう。

・洗濯用洗剤も同様に、

洋服、タオルなどから直接肌に触れて乾燥を引き起こす可能性があります。

植物由来で生分解性の高いオーガニックの洗濯用洗剤に変えるだけで痒みや赤みが治まったという方も多数いらっしゃいますので、ぜひ見直してみてください。

・タオルや洋服は柔らかくコットン100%の素材を選び、タオルは水分をおさえるだけと覚えましょう。

擦れば擦るほど肌の乾燥の原因となりますから、余分な摩擦を与えないようにやさしくおさえて水分をとることを意識してみてください。

・頭や顔の洗浄をする際、シャワーをそのままかけずかけ湯をしましょう。

シャワーヘッドの水圧はこどもの肌に刺激が強く、乾燥の原因となります。

このように見直したいポイントはたくさんありますね。

大人の方でも保湿ケアは万全なのに、乾燥のお悩みが絶えないという方は、ぜひご参考になさってくださいね。

次回もどうぞお楽しみに♪

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美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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