マルティナコラム編集担当が美容家Caoruさんをインタビューし更新。
スキンケアが楽しくなるヒントをお届けします。

敏感な肌にならないために

Caoru×Martina

今年も早いもので残すところわずかとなりました。

一年を振り返りながら、大切な時間を過ごしたいですね。

スキンケアをていねいに行いたい重要な季節であることも意識して、

ご自身の肌を労わり大切にケアしてあげてくださいね。

昨年末のコラム「年末年始の過ごし方で肌コンディションをアップさせよう♪」

もぜひご参考にしていただけたら嬉しいです。

先日開催した「マルティナ式!冬の美肌スキンケアセミナー」。

セミナー毎に皆さまのお肌で感じていただいているのは、

マルティナはパワフルで結果が出るスキンケアだということ。

リピーターのお客様のお肌を拝見させていただければ、確実にお悩みが解消され、スキンケアが楽しく結果が出るものだと感じていただいていることがわかります。

肌タイプは季節や体調により変わる。それに応じた製品選びをし、正しくケアをする。

これにより、肌トラブルを未然に防ぐことができ、良い循環が生まれる。

肌状態が安定することで、さらに目指す肌へ近づくことができるのです。

マルティナは基礎のスキンケアシリーズに5つものラインを用意しています。

オーガニックスキンケアの中でも、製品ラインナップを肌別、香り、テクスチャー別で選べない展開のブランドが多い中、マルティナがこれだけの豊富なラインナップを取り揃えているのには、重要な意味、そしてそれぞれの製品に役割があります。

日本は四季があり、季節の変わり目も含めると8つもの季節があると考えています。四季がある=肌のコンディションは季節により変わりますし、食事や睡眠などといった生活習慣によっても肌のコンディションは変わります。

シーズナブルに適応し、肌コンディションにマッチした製品を選ぶことができるマルティナは、肌トラブルを未然に防ぐことができるブランドなのです。

では、冷たく乾燥した空気にさらされる冬の肌はどういう状態なのでしょうか。

寒暖差や空気の乾燥により、ほとんどの方が水分油分ともに不足しがちで十分な保湿ケアが必要な季節。特に冬の乾燥の特徴は油分も不足しがちということ。

特に肌が敏感だとお悩みの方が増えており、深刻な問題となっている昨今、乾燥ケアがどれほど重要要素であるのかが、特に冬のスキンケアでお伝えすべくポイントになっています。

◎肌が敏感=バリア機能が低下▶免疫低下、内臓機能低下

では、バリア機能はなぜ低下するのでしょうか。

外的要素としては、紫外線、寒暖差など。

内的要素としては、ストレス、内分泌系のホルモンバランスの乱れなどが一般的にあげられますね。それらのケアはとても大切で行うべきです。

ただとてもシンプルに肌が敏感、過敏になる最大の原因は、

肌が乾燥したまま十分な保湿ケアを行うことができていないことなのです。

ドライスキンの時にノーマルスキン(良い状態)に戻していくケアをしなければ、

乾燥が進み、肌は敏感な状態になります。

肌タイプとしてよく挙げる方が多い、「敏感肌」とは本来肌のタイプの一つなのではなく、乾燥が進んでバリア機能が低下し、さまざまな刺激に耐えられなくなりバリアが正常に働くなってしまった結果なのです。

肌が敏感になってしまうと使える化粧品が限られます。

鎮静させるためのやさしい処方のものを選ぶ必要がありますので、

肌を活性化させるエイジングケアなどの作用をもつ製品は一切使うことができないためです。

敏感な状態にならないために、乾燥ケアを徹底的に行うこと=最も重要なスキンケアですから、どうか乾燥肌で悩んでいる方は、クレンジングミルクから見直し、クレンジングの時点で肌の必要なうるおいをとりすぎないようにし、十分な保湿を行うようにしましょう。

さらに…乾燥してしっかり保湿をしたいのに、肌がごわついて化粧水やクリームが浸透していくことができない状態になることはありませんか?

それは、ターンオーバーの周期が乱れていることが大きな原因です。

◎ターンオーバー

肌は細胞分裂して新しい肌細胞に生まれ変わることで、やわらかくうるおいに満ちた良いコンディションを保っていくことができます。

乾燥肌でお悩みの方の特徴として、ターンオーバーの周期が乱れていることがあげられます。

垢が自然ときれいに剥がれ落ちていくのが理想なのですが、どうしてもうまく

ターンオーバーできない場合には、ナチュラルでやさしいピーリングの力を借りるのがおすすめです。

表面の硬くなった角質などをやさしくオフすることで、乾燥肌に不足しがちな水分油分ともに十分に浸透できる肌状態に導きます。

古い角質が肌からはがれずに残っていると、どんなに良質なクリームやオイルをつけても理想的なやわらかな肌へ近づくことができませんから、

スペシャルケアとしてピーリングを活用し、ピーリングしたらさらにていねいに保湿ケアを行うことを心掛けましょう。

ピーリングの肌は、角質層に水分をしっかり保持することができ、さらにマスクなども浸透できる状態になります。よって皮脂膜も正常に導いてくれ、しっかりお手入れを続けることで、ドライスキンからノーマルスキンに戻すことができるのです!!

さらに乾燥が気になる冬はクリームやバームなどもしっかり使いたいところ。

乳液=水分優位

クリーム=油分優位

バーム(バルサム)=油分優位

水分油分ともに補うことが重要な乾燥肌対策。

化粧水や乳液などで水分が足りていても、保護の役割を持つ油分不足という方が案外多いようです。クリームや水分を含まない固形タイプのバームは、効率よく油分を補うことができます。

マルティナの濃密なクリームやバームもぜひご活用いただき、

乾燥肌ではなく、うるおいのある理想的な肌状態をキープしていきましょう。

2019年のコラムは今回が最後となります。

愛読してくださっているファンの方々にお礼申し上げます。

マルティナでていねいにスキンケアをし、肌が元気になるとさらにスキンケアが楽しくなり笑顔になる!そんな皆さまの姿に今年もたくさん出逢えることができ、心から嬉しく思っております。

2020年もマルティナスキンケアを通して、楽しく実践できる美容法を発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

令和になって初めての年越し。

良いお年をお迎えください。

美容家 Caoruの画像

美容家 Caoru

バンタンデザイン研究所:ヘアメイク科/フェイシャル専科講師
日本エステティック業協会 AEA 認定講師
日本エステティック業協会 AEA インターナショナルエステティシャン

大手エステティックサロンにてエステティシャン~スパマネージャーを歴任、技術とホスピタリティなどの経験を積み、各界の VIP や有名女優を担当しゴッドハンドと言われる。
その後美容商社、化粧品メーカーにて海外ブランドのナショナルトレーナーとして国内のサロ ンへ講習を担当する。
フランス・パリ、イタリア・ミラノの美容学校との提携にて海外のフェイシャル、ボディテクニックを習得後、独立し、美容コンサルティングとしてホテルスパ、化粧品メーカーなどのコンサルティング、美容学校、プロの技術者向けに技術指導をするかたわら 2017 年スキンケアアプリ開発監修を行い現在に至る。

https://leclat-beauty.com/

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