真面目に地道に私の肌を美しい方向へ導いてくれるマルティナ

私は自他共に認めるマルティナファンです。

オーガニックビギナーの人に、何を使ったらいいかと聞かれると「まずマルティナのクリームを使ってみて」と勧めます。

きっかけは、２０１４年に創業者マルティナ・ゲブハルトさんが来日した新商品発表会でした。

３歳の時に犬にかまれたほほの傷が消えなかったこと、１６歳でハーブにウールワックスを混ぜたクリームで傷跡が治ったこと、それから植物療法の研究を始めたこと。

材料は認証された有機栽培農法か、バイオダイナミック農法で栽培された植物で作っていること。

直接ご本人の口から聞くマルティナの歴史は興味深く、マルティナの理念「自らの力で肌自身の再生力を呼び起こす」にはオーガニックコスメの限りない可能性を感じました。

それからというもの、私の中でのマルティナのイメージは『真面目なオーガニックコスメブランド』。

ぎゅっと植物の成分が入ったそのコスメたちを使い続けると真面目に地道に私の肌を美しい方向へ導いてくれる。

特に好きなアイテムは、最初に開発されたクリームです。肌に一瞬で馴染むとか、塗った直後に肌色がパッとさえるなどの派手さはないのです。ただこっくりとしたテクスチャーはしっかり肌に伸ばし馴染ませてあげるとつやつやした膜で潤いを閉じ込める、ごく基本的なクリームの役割をきちんと果たしてくれます。例え日焼け後でも、肌が敏感になっているときでも、クリームで蓋をするとたいがいの肌あれはおさまります。

朝に塗れば、肌色がくすんでいても、このクリームのツヤでごまかせるというメイクアップ効果もあるのです。

「肌キレイですね」と褒めていただくことが多いのですが、このクリームのツヤのおかげだと言っても過言ではありません。

今思えば後にこんなにこのブランドのファンになるのなら、最初にお目にかかれた発表会で躊躇せずマルティナさんと写真を撮ってもらえばよかったと悔やまれます。

いつかドイツのWessobrunn修道院に行って、マルティナさんと再会したいとマルティナ愛は深まるばかりです。