日本のオーガニックコスメ業界ではまだそれほど知られた存在ではなかったマルティナ。
そんなイメージは2006年のマルティナ女史来日で動きが変わった。
講演会をきっかけに、開発者マルティナ・ゲブハルトのパーソナリティー、パワー、哲学が日本の消費者に伝わったのだと思う。
マルティナ女史は明らかに他メーカーの経営者と違う。
実際にチロルの山頂の小屋を借り、そこで商品の大事な原料の1つであるスパゲリック塩を作っているのである。
車では行けないような大いなる大自然の中に小屋はある。
私も一緒に行ったことがあるが、こういう事を神秘と言うのだと感じたのがとても印象に残っている。
また、2014年には何とドイツ最古の修道院を社屋として借り上げたのである。
斬新で独創的な事を平然として実行するマルティナ女史。
そんな彼女やマルティナ社の純粋で心地の良い仲間と共に仕事ができる事に感謝している。
おもちゃ箱 代表 齊藤 暁彦